銘柄分析

配当談議|4743 アイティーフォー【両学長こびと株リベ大生必見!日本の高配当株投資】

4743 アイティフォー

結論|日本の高配当株銘柄紹介

結論|4743 アイティーフォー

現在、過去と比べると配当利回りとPBRは比較的普通だが、PERは割安と言える。まだ買い場だと判断できる。

銘柄分析まとめ|4743 アイティーフォー

最新情報はリンクで確認要:IR BANK「決算」「価値

長期的な実績の評価(4段階評価:◎○△X)

事業の成長性
株価の成長性
財務の優良性
配当利回り
配当の成長性

本記事は、分析・紹介している株式銘柄への投資を推奨するものではない。十分にご注意いただきたい。

また株式は債券などに比べてハイリスクな投資対象となる。

株式投資には元本割れのリスクがあるので、くれぐれも投資は自己責任で行う様お願いしておく。

盲信せず最後の投資判断はご自身で行っていただき、自分のリスク許容度に応じた手法・銘柄を選択することが推奨される。

リベ大と両学長・こびと株.comをチェックしている人におすすめ

本記事は以下の様な人におすすめ
リベ大と両学長、こびと株.comの発信をチェックしている人には特におすすめだ。リベ大生必見と言っておく。

  • 日本の高配当株銘柄を探している
  • 日本の高配当株投資に興味はあるけど、具体的な銘柄について解説がなくて困っている
  • リベ大と両学長こびと株.comをチェックしている
  • 日本の高配当株ポートフォリオや銘柄選定の参考情報を探している
  • インデックス投資に飽きてきた
  • インデックス投資の取り崩しに不安がある
  • 日本株の配当金で家計収入を強化したい

本記事の独自性

投資家B


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基本情報と評価・スコアリング|4743 アイティーフォー

基本情報

企業名アイティーフォー
コード4743
業種情報・通信業
時価総額241.91億円
市場名東証プライム
決算日3月末日

Yahooファイナンス

独立系SIベンダー。ネットワーク構築や延滞債権管理システム等のソフト開発に強み。無借金

Kabutan

独立系ソフト開発会社。ネットワーク構築や金融機関向け債権管理システムに強み。

評価・スコアリング|4743 アイティーフォー

ここでは、大量に企業分析をしている2者と投資家Bの評価を見ていく

銘柄評価軸|ザイマニ・投資家バクさん・投資家B

それぞれの評価軸

銘柄評価|ザイマニ・投資家バクさん・投資家B

売上高|参考:リベ大・こびと株.com

ここでは、売上高の推移を見ていく。

  • 傾向
    右肩上がりが望ましい
  • 増減が激しすぎないか
  • 配当金を含む全ての原資
    となるお金

データはIR BANKの数値を参考に
している。

売上高の概要

グラフは過去15年間の売上高推移
となる。
長期的に増加傾向で、上昇トレンドを維持している。

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、売上高の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率+0.97%
小さくもプラスであったが、成長率の鈍化が見られた。
2010年3月末の成長率-21.46%
非常に大きくマイナスとなり、数値的な影響が非常に大きくあった。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+6.89%
プラスを維持したが、成長率は小さかった。
2022年3月末の成長率+4.49%
プラスを維持したが、成長率は小さかった。

EPS(一株当たり利益)|参考:リベ大・こびと株.com

ここでは、EPS(一株当たり利益)の推移を見ていく。

  • 傾向
    右肩上がりが望ましい
  • EPS
    =当期純利益÷発行済株数
  • 企業の利益を生み出す力を表す数値

データはIR BANKの数値を参考に
している。

EPSの概要

グラフは過去13年間のEPS推移
となる。
長期的に大きく右肩上がりで、上昇トレンドを維持している。
特にコロナショック時は、経済危機が追い風になったと言える。

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、EPSの成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。
2010年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+36.86%
非常に大きくプラスとなり、経済危機が追い風となった。
2022年3月末の成長率+24.77%
大きくプラスとなり、経済危機が追い風となった。

営業利益率|参考:リベ大・こびと株.com

ここでは、営業利益率の推移を見ていく。

  • 5%以下・・・・低いX
    7%以上・・・・平均的○
    10%以上・・・高い◎
  • 営業利益率
    =営業利益÷売上高
  • 本業での儲けの効率性を表している

データはIR BANKの数値を参考にしている。

営業利益率の概要

グラフは過去15年間の営業利益率推移となる。
継続して10%以上を大きく超えており、高収益な事業モデルであると言える。

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、営業利益率の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率-0.49%
小さくマイナスとなったものの、影響はほぼなかった。
2010年3月末の成長率-1.38%
マイナスとなり、影響があった。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+2.08%
プラスとなり、経済危機が追い風となった。
2022年3月末の成長率+4.39%
非常に大きくプラスとなり、経済危機が追い風となった。

自己資本比率|参考:リベ大・こびと株.com

ここでは、自己資本比率の推移を見ていく。

  • 40%以下:低いX
    60%以上:安心○
    80%以上:問題ない◎
  • 金融業や不動産業では低くなりやすい
  • 自己資本比率
    =自己資本÷総資本
    =純資産÷(負債+純資産)
  • 企業の借金のなさを表し、あまりに低いと倒産リスクが高いと判断できる

データはIR BANKの数値を参考にしている。

自己資本比率の概要

グラフは過去15年間の自己資本比率の推移となる。
継続して70%以上を維持しており、
財務面では全く不安を感じることは
ない

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、自己資本比率の変動率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の変動率+0.22%
小さくもプラスとなったが、変動は小さかった。
2010年3月末の変動率+8.46%
非常に大きくプラスとなり、経済危機に財務増強で対応した。

コロナショック時

2021年3月末の変動率-1.60%
マイナスとなり、影響があった。
2022年3月末の変動率+2.70%
大きくプラスとなり、財務面で経済危機から大きく回復した。

営業キャッシュフロー|参考:リベ大・こびと株.com

ここでは、営業キャッシュフローの推移を見ていく。

  • 傾向
    右肩あがりが望ましい
  • 毎年黒字が前提
  • 本業でどれだけキャッシュ(現金)を残せたかを表す

データはIR BANKの数値を参考にしている。

営業キャッシュフローの概要

グラフは過去15年間の営業キャッシュフローの推移となる。
毎年黒字だが波があり、毎年本業でしっかりとキャッシュを生み出せているとは言えない。

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、営業キャッシュフローの成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率-35.10%
大きくマイナスとなり、影響が大きくあった。
2010年3月末の成長率-11.97%
マイナスとなり、影響があった。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+45.16%
大きくプラスとなり、経済危機が追い風となった。
2022年3月末の成長率+3.02%
小さくもプラスとなったが、成長率の鈍化が見られた。

現金及び現金同等物|参考:リベ大・こびと株.com

ここでは、現金及び現金同等物の推移を見ていく。

  • 傾向
    右肩あがりが望ましい
  • 企業がしっかりキャッシュを稼ぎ、残し、積み上げているかを見る

データはIR BANKの数値を参考にしている。

現金及び現金同等物の概要

グラフは過去16年間の現金及び現金同等物の推移となる。
長期的に増加傾向で、潤沢な現金は株主還元の原資となり得る。

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、現金及び現金同等物の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率+16.09%
大きくプラスとなり、経済危機が追い風となった。
2010年3月末の成長率-2.43%
小さくマイナスとなったものの、影響はほぼなかった。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+25.70%
大きくプラスとなり、経済危機が追い風となった。
2022年3月末の成長率+22.06%
大きくプラスとなり、経済危機が追い風となった。

一株配当|参考:リベ大・こびと株.com

ここでは、一株配当の推移を見ていく。

  • 安定性・成長性に問題が
    ないか
    (理想は連続増配)
  • 不景気の時に減配していないか
  • 一株配当
    =配当金総額÷発行済株数
  • 一株当たりの配当金を表す

データはIR BANKの数値を参考にしている。

一株配当の概要

グラフは過去13年間の一株配当の推移となる。
長期的に増配を続けており、減配もなく問題ない実績となっている。

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、一株配当の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。
2010年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。

コロナショック時

2021年3月末の成長率±0%
据え置きとなった。
2022年3月末の成長率+30.43%
非常に大きくプラスとなり、経済危機が追い風となった。

配当性向|参考:リベ大・こびと株.com

ここでは、配当性向の推移を見ていく。

  • 30〜60%・・健全
    70%以上・・減配を警戒
  • 配当性向
    =配当金総額÷当期純利益
  • 当期純利益の何%を配当へ回したかを表す

データはIR BANKの数値を参考にしている。

配当性向の概要

グラフは過去15年間の配当性向の推移となる。
直近30〜60%台が続いており、健全で良好な株主還元姿勢を見せている。

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、配当性向の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。
2010年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。

コロナショック時

2021年3月末の成長率-13.7%
大きくマイナスとなり、影響が大きくあった。
2022年3月末の成長率+1.60%
小さくもプラスとなったが、変動は小さかった。

配当利回り|参考:リベ大・こびと株.com

ここでは、配当利回りの推移を見ていく。

  • 現在の利回りが過去と比べて高いのか低いのか、利回りの相場観を掴む
  • できるだけ利回りが高い時に購入や買い増しをする
    イメージを持つ
  • 配当利回り
    =一株配当÷株価

データはIR BANKの数値を参考にしている。

配当利回りの概要

グラフは過去9年間の配当利回りの推移となる。
各年の最も高い時の配当利回りを平均すると3.97%となる。
3.97%を超えると比較的高利回りと言える。

株主総利回り(TSR)|4743 アイティーフォー

ここでは、株主総利回り(TSR)の推移を見ていく。

  • その1年での1株当たりの株価と配当金の合計増減率を表す
  • 株主総利回り
    =株価増減率÷配当利回り

データはIR BANKの数値を参考にしている。

株主総利回りの概要

グラフは過去13年間の株主総利回りの推移となる。
株価を加味すれば-36.67%〜+54.36%まで変動があり、トータルリターンは決して毎年プラスではない。

高配当銘柄が配当金を狙えると言っても、常に株式市場の相場変動にさらされていることを忘れてはならない。

PBR(株価純資産倍率)|4743 アイティーフォー

ここでは、PBR(株価純資産倍率)の推移を見ていく。

  • 数値が低い方が割安と言え、同業種や過去のデータと比べて現状を把握する
  • PBR
    =時価総額÷純資産
  • PBRが1倍とは、株価と企業が解散した時の株主への資産分配額が同じことを
    表す

データはIR BANKの数値を参考にしている。

PBRの概要

グラフは過去13年間のPBRの推移となる。
各年のPBRの平均を取ると1.38倍となる。
最新数値は「IR BANK」を参考に計算・確認することを推奨する。
情報・通信業のPBRは年々高まってきており、時価総額が増大傾向にある。

2021年の数値

情報・通信業の中央値2.8倍
全業種の中央値1.2倍
参考:ザイマニ|財務分析マニュアル

PER(株価収益率)|4743 アイティーフォー

ここでは、PER(株価収益率)の推移を見ていく。

  • 数値が低い方が割安と言え、同業種や過去のデータと比べて現状を把握する
  • PBR
    =株価÷EPS
  • PERが1倍とは、投資金額(株価)を企業が何年で利益として回収してくれるかを表す

データはIR BANKの数値を参考にしている。

PERの概要

グラフは過去13年間のPERの推移となる。
各年のPERの平均を取ると15.9倍となる。
最新数値は「IR BANK」を参考に計算・確認することを推奨する。
情報・通信業のPERは年々高まってきており、株価が上昇傾向にある。

2021年の数値

情報・通信業の中央値23.8倍
全業種の中央値16.2倍
参考:ザイマニ|財務分析マニュアル

まとめ|4743 アイティーフォー

最後にまとめとして投資家Bの判断と考えを再掲しておく。

現在、過去と比べると配当利回りとPBRは比較的普通だが、PERは割安と言える。まだ買い場だと判断できる。

銘柄分析まとめ|4743 アイティーフォー

最新情報はリンクで確認要:IR BANK「決算」「価値

長期的な実績の評価(4段階評価:◎○△X)

事業の成長性
株価の成長性
財務の優良性
配当利回り
配当の成長性

正にキャピタルとインカムを両方実現し得る銘柄と言える。