銘柄分析

配当談議|9433 KDDI【両学長こびと株リベ大生必見!日本の高配当株投資】

9433 KDDI

結論|日本の高配当株銘柄紹介:9433 KDDI(株)

9433 KDDI(株)は買いか?

現在、過去と比べると配当利回りは3.34%と比較的普通で、PBRは1.77倍と比較的割高、PERは13.55倍と比較的割高と言える。今は買いづらい水準だが、業績や株価の動向に注視して割安なタイミングで買い向かいたい。

銘柄分析まとめ

9433 KDDI(株) 銘柄分析まとめ
最新情報はリンクで確認要:IR BANK「決算」「価値

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配当利回り現在3.34%で比較的普通平均:3.84%
PBR現在1.77倍で比較的割高中央値:1.67倍
PER現在13.55倍で比較的割高中央値:11.95倍
2023/08/01の数値

売上高

単位:億円

EPS(一株当たり利益)

単位:円

営業利益率

単位:%

自己資本比率

単位:%

営業キャッシュフロー

単位:億円

現金及び現金同等物

単位:億円

一株配当

単位:円

配当性向

単位:%

配当利回り

単位:%

1年株主総利回り(TSR)

単位:%

PBR(株価純資産倍率)

単位:倍

PER(株価収益率)

単位:倍

長期的な実績の評価

事業の成長性
株価の成長性
財務の優良性
配当利回り
配当の成長性
(4段階評価:◎○△X)

\高配当株投資にオススメ/

本記事では「9433 KDDI(株)」を株価成長と利回り4%以上の高配当の両取りを狙える優良高配当銘柄として紹介していく。

本記事は以下の様な人におすすめ。

リベ大と両学長こびと株.comをチェックし、日本の高配当株銘柄を探している人

日本の高配当株ポートフォリオや銘柄の参考情報を探している

具体的な銘柄について解説がなくて困っている

リベ大と両学長、こびと株.comの発信をチェックしている人には特におすすめだ。

リベ大生必見と言っておく。

本記事の独自性

  • 日本の高配当株銘柄を観る上で重要な12指標を徹底分析
  • リーマンショックとコロナショックの影響を分析

本記事は、分析・紹介している株式銘柄への投資を推奨するものではない。十分にご注意いただきたい。

また株式は債券などに比べてハイリスクな投資対象となる。

株式投資には元本割れのリスクがあるので、くれぐれも投資は自己責任で行う様お願いしておく。

盲信せず最後の投資判断はご自身で行っていただき、自分のリスク許容度に応じた手法・銘柄を選択することが推奨される。

この記事の著者

投資家B


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基本情報|9433 KDDI(株)

基本情報

#N/A

売上高|参考:リベ大・こびと株.com

売上高 指標図解

データはIR BANKの数値を参考にしている。

売上高の概要

グラフは過去16年間の売上高の推移となる。

長期的には増加傾向で、長い目で見て事業規模は順調に成長している。

過去16年中12回はプラス成長となっている。

単位:億円

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リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、売上高の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率-8.22%
非常に大きくマイナスとなり、影響が非常に大きくあった。
2010年3月末の成長率+343.1%
非常に大きくプラスとなり、経済危機でも堅調に推移した。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+1.44%
プラスとなり、堅調に推移した。
2022年3月末の成長率+2.52%
プラスとなり、堅調に推移した。

EPS(一株当たり利益)|参考:リベ大・こびと株.com

EPS 指標図解

データはIR BANKの数値を参考にしている。

EPSの概要

グラフは過去14年間のEPS(一株あたり利益)の推移となる。

継続して増加傾向で、着実に収益力を成長させている。

過去14年中12回はプラス成長となっている。

単位:円

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リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、EPSの成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。
2010年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+3.07%
プラスとなり、堅調に推移した。
2022年3月末の成長率+5.58%
プラスとなり、堅調に推移した。

営業利益率|参考:リベ大・こびと株.com

営業利益率 指標図解

データはIR BANKの数値を参考にしている。

営業利益率の概要

グラフは過去16年間の営業利益率の推移となる。

継続して5%以上で、高収益な事業モデルを維持している。



過去16年中16回は10%以上となっている。

単位:%

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2022年の数値

情報・通信業界の中央値8.4%
全業種の中央値5.5%
参考:ザイマニ|財務分析マニュアル

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、営業利益率の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率+9.74%
非常に大きくプラスとなり、経済危機でも堅調に推移した。
2010年3月末の成長率-44.16%
非常に大きくマイナスとなり、影響が非常に大きくあった。

コロナショック時

2021年3月末の成長率-0.05%
マイナスとなり、影響があった。
2022年3月末の成長率-0.06%
マイナスとなり、影響があった。

自己資本比率|参考:リベ大・こびと株.com

自己本資本比率 指標図解

データはIR BANKの数値を参考にしている。

自己資本比率の概要

グラフは過去16年間の自己資本比率の推移となる。

継続して40%以上で、財務面で不安を全く感じない。



単位:%

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リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、自己資本比率の変動率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の変動率-4.32%
大きくマイナスとなり、影響が大きくあった。
2010年3月末の変動率-0.61%
マイナスとなり、影響があった。

コロナショック時

2021年3月末の変動率-0.60%
マイナスとなり、影響があった。
2022年3月末の変動率-0.20%
マイナスとなり、影響があった。

営業キャッシュフロー|参考:リベ大・こびと株.com

営業キャッシュフロー 指標図解

データはIR BANKの数値を参考にしている。

営業キャッシュフローの概要

グラフは過去16年間の営業キャッシュフローの推移となる。

毎年黒字を維持しており、しっかりとキャッシュを生み出せている。

単位:億円

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リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、営業キャッシュフローの成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率+30.63%
大きくプラスとなり、経済危機でも堅調に推移した。
2010年3月末の成長率+3.9%
小さくもプラスとなったが、変動は小さかった。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+27.11%
大きくプラスとなり、経済危機でも堅調に推移した。
2022年3月末の成長率-12.69%
マイナスとなり、影響があった。

現金及び現金同等物|参考:リベ大・こびと株.com

現金及び現金同等物 指標図解

データはIR BANKの数値を参考にしている。

現金及び現金同等物の概要

グラフは過去16年間の現金及び現金同等物の推移となる。

長期的には増加傾向で、長い目で見て現金を積み上げている。

過去16年中8回はプラス成長となっている。

単位:億円

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リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、現金及び現金同等物の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率+165.15%
非常に大きくプラスとなり、経済危機でも堅調に推移した。
2010年3月末の成長率-17.39%
マイナスとなり、影響があった。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+119.34%
大きくプラスとなり、経済危機でも堅調に推移した。
2022年3月末の成長率-1.63%
小さくマイナスとなったものの、影響はほぼなかった。

一株配当|参考:リベ大・こびと株.com

一株配当 指標図解

データはIR BANKの数値を参考にしている。

一株配当の概要

グラフは過去14年間の一株配当の推移となる。

長期的に増配を続けており、問題ない実績となっている。

単位:円

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リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、一株配当の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。
2010年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+4.35%
プラスとなり、堅調に推移した。
2022年3月末の成長率+4.17%
プラスとなり、堅調に推移した。

配当性向|参考:リベ大・こびと株.com

配当性向 指標図解

データはIR BANKの数値を参考にしている。

配当性向の概要

グラフは過去14年間の配当性向の推移となる。

直近の値は健全で良好な株主還元姿勢であると言える。(目安:30%〜60%)

単位:%

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2022年の数値

情報・通信業界の中央値26.6%
全業種の中央値25.9%
参考:ザイマニ|財務分析マニュアル

リーマンショックとコロナショックの影響

ここではリーマンショックとコロナショック時に、配当性向の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。

リーマンショック時

2009年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。
2010年3月末の成長率N/A
残念ながらデータは示せない。

コロナショック時

2021年3月末の成長率+0.5%
小さくもプラスとなったものの、影響はほぼなかった。
2022年3月末の成長率-0.50%
マイナスとなり、堅調に推移した。

配当利回り|参考:リベ大・こびと株.com

配当利回り 指標図解
できるだけ利回りが高い時に購入や買い増しをするイメージを持つ。

データはIR BANKの数値を参考にしている。

配当利回りの概要

グラフは過去10年間の配当利回りの推移となる。

各年の最も高い時の配当利回りを平均すると3.84%となる。

3.84%を超えると比較的高利回りと言える。

現在は3.34%で比較的普通。

単位:%

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2022年の数値

情報・通信業界の中央値1.6%
全業種の中央値2.2%
参考:ザイマニ|財務分析マニュアル

1年株主総利回り(TSR)|9433 KDDI(株)

1年株主総利回り(TSR) 指標図解
株価増減率=前年度決算日の株価と該当年度決算日の株価を比較している。
配当利回りは該当年度決算日の株価と配当金を計算したものを採用する。

データはIR BANKの数値を参考にしている。

株主総利回りの概要

グラフは過去14年間の1年株主総利回りの推移となる。

株価を加味すれば1年間のリターンは-21.42%〜+56.75%まで変動があり、トータルリターンは決して毎年プラスではない。

単位:%

高配当銘柄が配当金を狙えると言っても、常に株式市場の相場変動にさらされていることを忘れてはならない。

過去の市場での扱いが「グロース=割高」か「バリュー=割安」か見るために、5年株主総利回りも確認しておきたい。

TOPIXなどのベンチマークと比較して数値が高いほど市場での評価が比較的高く、グロース株の扱いであると言える。

5年株主総利回り(2022年度期末の数値)

KDDI(株)の値154.0%
2017年3月期末の株価を基準=100%とした指数で算出
5年株主総利回り=(基準株価+5年間の合計配当金)÷該当年度末の株価
金融庁HP掲載「株主総利回り計算方法.xlsx
情報・通信業界の中央値85.8%
参考:ザイマニ|財務分析マニュアル
TOPIXの値144.3%
比較指標:TOPIX配当込み

2017/3期末からの5年株主総利回りは、TOPIXの値に比べて高い値となっている。

2022/3期末までの市場での評価は比較的高く、グロース株で割高感があると判断できる

※2023/3期末の5年株主総利回りは164.6%となった。

一株配当は125円〜135円へ増配となり、株価は4,005円〜4,093円へ上昇し好調に推移した。

TOPIXの127.0%と比較すれば、市場での評価は高いと言え、グロース株で割高感があると観ることができる

※2024/3期末は増収増益となる見込みで、一株配当は据え置きを予定する。

※現在株価は4,187円で前期末(2023/3)より94円上昇している。現在の株価で計算した5年株主総利回りは198.0%となる。149.3%(2023/6/30のTOPIXの値)と比べて高く、グロース株で割高感があると観ることができる

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PBR(株価純資産倍率)|9433 KDDI(株)

PBR(株価純資産倍率) 指標図解
中央値の参考:ザイマニ|財務分析マニュアル

データはIR BANKの数値を参考にしている。

PBRの概要

グラフは過去14年間のPBRの推移となる。

各年のPBRの中央値を取ると1.67倍となる。

現在のPBRは1.77倍で比較的割高と言える。

数値は「IR BANK」を参考にしている。

単位:倍

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PBR=解散価値とは

PBRは別名「解散価値」とも呼ばれる。

解散価値とは以下の様な考え方から定義されるものだ。

仮に会社が何らかの理由で事業活動をやめて解散する場合、金融機関等の負債を全て返済して残った資産を株主の間で分けることになる。

PBRが1倍とは、株価と企業が解散した時の株主への資産分配額が同じことを表す。

実際に会社が事業活動をやめる場合、全ての負債を支払った後に資産が残るかは怪しいが、考え方として株価を見る時に重視されている。

2022年の数値

情報・通信業界の中央値2.3倍
全業種の中央値1.0倍
参考:ザイマニ|財務分析マニュアル

PER(株価収益率)|9433 KDDI(株)

PER(株価収益率) 指標図解
中央値の参考:ザイマニ|財務分析マニュアル
PERが1倍とは、投資金額(株価)を企業が1年で利益として回収してくれることを表す。

データはIR BANKの数値を参考にしている。

PERの概要

グラフは過去14年間のPERの推移となる。

各年のPERの中央値を取ると11.95倍となる。

現在のPERは13.55倍で比較的割高と言える。

数値は「IR BANK」を参考にしている。

単位:倍

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2022年の数値

情報・通信業界の中央値19.6倍
全業種の中央値13.1倍
参考:ザイマニ|財務分析マニュアル

まとめ|9433 KDDI(株)

最後にまとめとして投資家Bの判断と考えを再掲しておく。

現在、過去と比べると配当利回りは3.34%と比較的普通で、PBRは1.77倍と比較的割高、PERは13.55倍と比較的割高と言える。今は買いづらい水準だが、業績や株価の動向に注視して割安なタイミングで買い向かいたい。

\高配当株投資にオススメ/

銘柄分析まとめ|9433 KDDI(株)

9433 KDDI(株) 銘柄分析まとめ
最新情報はリンクで確認要:IR BANK「決算」「価値

長期的な実績の評価

事業の成長性
株価の成長性
財務の優良性
配当利回り
配当の成長性
(4段階評価:◎○△X)

正にキャピタルとインカムを両方実現し得る銘柄と言える。